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2025年1月。新年明けましておめでとうございます。
昨年は、新年からの能登半島での大災害があり、とても落ち着かない年明けでした。今年は、平穏無事に年が明けることを願っています。
さて、鳥取県ではインフルエンザA型の流行が顕著です。全国的にも過去5年でも最大の流行となっており、定点当たりは鳥取県中部では38人で鳥取県内では最も患者数が多くなっています。コロナウイルスも徐々に増加傾向となり、鳥取県中部では定点当たりの6.3人となり、これも県内では最も多い感染比率となります。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)と伝染性紅斑(りんご病)の患者数も多く、警報が発令中です。また、百日咳とマイコプラズマ肺炎も多く注意が必要です。
溶連菌感染症はペニシリン系の抗生物質を服用することで、服用後、24時間程度で、他人への感染を防ぐことができるというデータもあります。発熱はなくても、長引く咳が気になる場合など、早めの受診を心がけるとともに、今一度、手洗いうがいの基本的な予防習慣を徹底しましょう。
令和6年の10月から、選定療養制度が施行され、長期収載品目(先発医薬品)を希望する患者は一部が自己負担となる制度が実施されます。これまで、先発品希望の患者さんでも、ジェネリック医薬品を希望する方が増えています。制度の詳細は薬局でご質問ください。また、薬局では来局時には月一回のオンライン資格確認をマイナンバーカードによって行っています。ご協力よろしくお願いいたします。
さて、12月のLifeは「体ルンルン はちみつ生活」のタイトルです。砂糖よりも古い歴史を持つ「はちみつ」はさまざまな栄養パワーを持っています。どうやって、日常の生活に取り入れて健康を目指したらいいか、ぜひ参考にしてみてください。
2025年が皆様にとって、健康で素晴らしい1年となりますよう、心からお祈りいたします。