いくちょー 健康サポート情報 vol.66 2024年12月号

12月となり、今年も残り1年となりました。気温の低下も著しく、感染症から咳の症状が悪化し、長引く咳から気管支炎の症状を呈する患者さんも多くいらっしゃいます。
インフルエンザA型の流行が顕著です。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)と手足口病の患者数は多く、警報が発令中です。また、おたふく風邪とマイコプラズマ肺炎も多く注意が必要です。コロナの患者数も徐々に増えてきていて、現在は定点当たり1.8人となっています。
溶連菌感染症はペニシリン系の抗生物質を服用することで、服用後、24時間程度で、他人への感染を防ぐことができるというデータもあります。早めの受診を心がけるとともに、今一度、手洗いうがいの基本的な予防習慣を徹底しましょう。

令和6年の10月から、選定療養制度が施行され、長期収載品目(先発医薬品)を希望する患者は一部が自己負担となる制度が実施されます。これまで、先発品希望の患者さんでも、ジェネリック医薬品を希望する方が増えています。制度の詳細は薬局でご質問ください。また、薬局では来局時には月一回のオンライン資格確認をマイナンバーカードによって行っています。ご協力よろしくお願いいたします。

さて、12月のLifeは「体あたためヨガ特集」のタイトルです。椅子に座ったままできる簡単なヨガを生活に取り入れて、体の内部の温度を上げることで、健康を目指します。また、健康川柳の入賞作品も掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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